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五ふしの草は、稲や農民を意味する言葉です。
奈良・大阪近郊の小さい有機農家さんが、
元気に有機農業を続けていくための仕組み。
突出しない有機農業と自然農法の「種まきから台所に届くまで」の
適正な流れ、調和のとれた形をつくっています。
食べ方、作り方、買い方、売り方、暮らし方の
奥深くにあるものを見つめながら、

安全な野菜で日常に欠かせない「食」をつくり
人に喜んでもらう仕事に懸命に励む。
そして有機農業や、人、社会、自然が改善するのをじっくり待つ。
そういう小さなグループです。

 

畑や里の景色、空気。
朝日や夕暮れの景色、夜の闇、獣の姿。
泥だらけの農家、使い込まれた農機具。
そこから生まれたありがたい実り、収穫物をハイエースに積み込む。
小雨が降る農道に溢れるカエル。
霧の山道を通って街の売り場へ。
宅配や八百屋で土の感覚や旬を人に感じてもらう。
側には少ないが、刺激しあいぶつかり合える有機農家がいてくれて
週に何度も畑に足を運び、
採れたての野菜をお客さんの喜びや心身に変えていく仕事。
自然のサイクルと経済社会の距離が遠く離れているので、
葛藤や矛盾も多く答えのない仕事。
それでも食べ支えてくれる人、生産してくれる人と
信頼関係を築いてゆける。
生産者への尊敬の少ない世界への小さな抵抗運動。
拙く深みと味わいのある流通。
普遍的な流通という意味で「ふつうのやおや」を追求する。

そんな日常を続けています。

 


 



NEWS

短編映像「たねのきゅうしょく」制作しました。

五ふしの草には秋からとても良いことがありました。
11年目にして念願の給食への食材野菜の導入がスタートしたことです。
有機野菜や自然農法の野菜、在来固定種種のお野菜など納入させていただいています。
有難いのが、食材の大部分を任せていただくという大役をいただいたことで、
日々緊張しながら、子供たちの心と体へ少しでも良いものをとお届けしています。
この在来固定種の野菜を忍ばせてお届けしている景色を短編映像にまとめました。
ぜひご覧いただきたいです。
オーガニックに携わり、人生をかけて有機農業設計、タネから胃袋までの農業デザインを常日頃行なっている中。
自分たちなりの有機農業をめぐる「普通」「当たり前」をつくっているのですが、
オーガニックの普通ではないと感じる基本的な3つのこと。
公共的に子供に届いていない。
次の世代の若手を育てない。
自然観と死生観がない。
というところの一丁目一番地。
公共的に子供に届けるという仕事をようやくスタートすることができました。
今回は雲仙の尊敬するオーガニックベースの奥津さんのたねのことで
地域で何か発信できないかという「#種と旅と」という取り組み、お話へ返答と
次の10年の原点、出発点にしようという思い。
親御さんに観ていただき、給食の食材背景を少しでも感じていただこうという思いもあり制作しています。
制作中に、生産者から
「農家、流通の次は、志のある種苗屋が育ち、成り立たないと」という話しや
「自分の畑に、売れなくても存在していてほしいと思う作物がないとあかん」という話しもあり
とても学びの多い撮影となりました。
こういう機会を下さった方、協力して下さった方に感謝しています。