CSAファームシェアのこと3

<CSAファームシェアのこと3>
 
現在キャンペーン中のCSAのこと
について“3”です。
今回は「CSAの基本」について食べ方、
受け取り方の手順です。
奈良近郊を中心に心の距離も大切にし、
有機小規模農家さん達が、
大切に育てた旬の地野菜詰め合わせ。
暮らしの基本にして頂きたい定期便です。

季節ごとに前払いで地野菜を購入し、安定的に家族経営の有機農業が続くことや、意思表示をし信頼関係を深め合う取り組みです。

 
◯ 手順 ◯
 
1、はじめに
 
季節野菜の詰め合わせ、セット便のシェアメンバーになる。
ファームスタンド(五ふしの草)かファーマーズマーケットにてお申し込みください。
シェアメンバーとしての暮らしがはじまります。
※ お試し便一回のお届け可能です
※ 収穫期途中からの参加も可能です。
 
2、セット内容を受け取る。
 
収穫内容をメールかFAXで事前にお知らせします。
※キャンセルや追加のご注文が返信する形で可能です。
※台所の状況、畑の状況どちらにも寄り添いたいと考えています。
 
3、野菜を受け取る。
 
受け取り方法は3通りです。
ファームスタンドの出荷日、月水、金曜日からご希望の曜日を選んでください。
毎週か隔週か選べます。
※現在毎週は水曜しか空きがありません。
※隔週便は金曜日しか空きがありません。
※月曜便は空きなしです。
 
Èルート配送。配達は17〜21時の間(200円〜250円)
É遠方の応援してくださる方との繋がりも大事。発送850円(夏場はクール代350円)
Êファームスタンドでピックアップ
 
4、お支払い。
 
3ヶ月の季節毎で精算です。
※季節の途中からでも回数に応じて計算します。
※Sセット2700円(税込)基本的に9種類。
※mセット3200円(税込)基本的に12種類。
 
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<豆知識2>
※ 2020年代もいろんな課題が横たわっています ※
〜あなたが有機野菜を購入する時〜
小規模有機農家さんや
独立系八百屋さん、
ミニマムなファーマーズマーケットの前に
ドンっと横たわる有機野菜を購入していただく時の課題のおはなし。
有機野菜を購入する際、
大手宅配企業から、発送、配達することが現代の主流です。
慣行野菜を購入する際は、大手チェーン企業や
中型・大型のスーパーマーケット、
直売所で購入することが主流ですね。
直売所でも農薬無しの「低価格」のものが最近では出会えます。
そのスタンダードに応じ、
ニーズに応じて、日本の有機農業も影響を受け変化しています。
いずれにせよ効率や利便性重視は、
年々より強まり、販売競争も熾烈です。
農家さんも直売所で価格競争に巻き込まれたり、
宅配会社さんたちの、
会員確保の競争のパイとなることもよくあります。
小さい新規参入の農家さん、
技術の未熟な若手農家さんには、
とても健全に働いて腕を磨いていくことが
(気候危機や獣害はおろか流通面においても)困難、
生きづらい状態です。
そうした先に何が起きていくか。
例えば、
消費者は昔、近くの商店街、個人商店から慣行農法の農産物を購入していました。
しかし今では大型量販店が誕生し、小さい個人商店や、商店街が地域から失われる。
ということは日本中でよく起きています。
有機農業界も同じ構造で、
より小さい場所は淘汰され、巨大な宅配会社や企業の独占状態となっています。
共存共栄は残念ながら基本なく、
小さくても存在できる、多様な世界に進めない状況です。
画一化された、より力のある強いところがものを言う未来へ。
「有機野菜を購入する環境」も加速しています。
この現実はこれからの有機農業にさらに影響を与えていきます。
持続可能か再生可能かよりも、
綺麗で安い野菜かを重視する傾向が強まります。
その売り方、買い方、栽培の仕方が可能なのは、
一部の人や企業だけです。
誰かにしかたどり着けない幸せ、食べ方、買い方は、、
本当の幸せ、食べ方、買い方とはいえないと思うのですが、
どうなんでしょうか。
 
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