畑や里の景色、空気。
朝日や夕暮れの景色、夜の闇、獣の姿。
泥だらけの農家、使い込まれた農機具。
収穫物をハイエースに積み込む。
小雨が降る農道に溢れるカエル。
霧の山道を通って街の売り場へ。
週に何度も畑に足を運び、採れたての野菜を
お客さんの喜びや心身に変えていく仕事。
五ふしの草は、稲穂や農民を意味する言葉です。そして、奈良・大阪近郊の小さい有機農家さんが、元気に農業を続けていくための仕組みを作る小さなグループです。
食べ方、作り方、買い方、売り方、暮らし方の奥深くにあるものを見つめながら、種まきから台所に届くまでの適正な流れ、調和のとれた形をつくり、日常に欠かせない安全な野菜で食をつくる「ふつうのやおや」を追求します。