Hello Hello

今月は特別に土曜日開催の
ファーマーズマーケット。

売り上げを小児がん支援活動に寄付する。レモネードスタンドが登場致します🍋
月ヶ瀬のはちまつ養蜂場のはちみつ入り🍯です。
理解が深まったり、知って頂く機会にさせていただきたいですし、是非お立ち寄り下さい。

以下、出店して下さる 「HELLO HELLO」さん(保育士さんとママさん有志のグループです)よりメッセージです。

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今回私たちは、小児がんという病についての理解が広がること。向き合う方たちへの想い、色々な病気があることを知ってもらうことを願って、レモネードスタンド活動 をスタートします。

日本で小児がんにかかる人は、年間約2500人。 1歳から14歳の子どもの死亡原因の第一位にもなっている、身近な病気であることを知りました。

こうしている今も、案外そばに、懸命に命と向き合い、生きるに向き合う子どもや、その家族がいる。そのことを知った私たちにできることはなんだろうと考えました。

今回私たちは、小児がんという病についての理解が広がること。向き合う方たちへの想い、色々な病気があることを知ってもらうことを願って、レモネードスタンド活動 をスタートします。

自然の大きな循環の中にある、わたしたち。互いに関わり合う中で変化しながら動き、生きている。少しでも心地よい循環が生まれて、笑顔が増えるように。子どもたちが安心して生きていける循環を生み出していけるように。

1杯のレモネードでできる支援があります。賛同いただけると嬉しいです。

まだまだ暑さ厳しいですね。 さっぱりとしたレモネードドリンク、一緒に一杯、いかがでしょうか。

マーケットで お会いできるのを楽しみにしています♪

 


 

一年前に小児がんの治療を頑張っている、
身近な一人の子に向けて短編映像を作ったのを思い出します。
youtubeで病室で見てもらって、少しでも元気になってもらえたらと思いまして。
その時は有機農業のつながりでした。

今回は、4人いるうちの下の子のつながりで、
csaの保育士のお客さんからの提案で実現します。

本当に身近ですが、
想像しきれないですが、
子育てするものとして他人事ではいられないですし、
日々の当たり前、日常も個人的にひっくり返ります。
あらゆる個人的な不安も、不満も、不平も、愚痴も、妬みも
持ち続けることが恥ずかしいことに変わります。

何かの間違いだと何度思ったか。
お父さん、お母さんとずっと一緒にいたい。
子供とずっと一緒にいたい。
その願いが叶えられて欲しいです。


夏季休業

今年の夏季休業は、

8月12〜15日です。
お盆明けはとうもろこし、ぶどうなど販売予定です。

今週は有機マークの有機スイカ販売中。

無添加アイスキャンディー好評。
すもも、やまもも、パイナップル、イチゴなどなどあります。

その日食べる野菜をファームスタンドで少しづつ買って、
帰りに無添加アイスのお客さん。
CSAをピックアップする時に
お母さんにアイスキャンディーを買ってもらう
夏休みの子供。

毎日暑いですが街場のいい風景だなぁと思います。


はじまりの挨拶

 

 

世話人からはじまりの挨拶!!

感謝『夏編』 秋へとつづく!?

#土を感じるミニマーケット
#農業の話しをしよう

都市と街と里は地続きでつながっている。 都会でも最高峰の農業の話しをみなさんと。 この企画は「環境再生型有機農業」の重要性を広げようとされているパタゴニアさんと 草の根の市民活動として、有機農業や自然農法が置かれている状況の改善を目指す 五ふしの草とで準備させて頂きました。 僕(五ふしの草)が、以前にパタゴニア日本支社を作られた藤倉さんとお会いした際に 「どの生き物にとっても“食べること”は基本です。」という言葉をお話しして頂いたのが、 事の始まりだったように思います。 お会いした時、“草の根活動家のためにツール会議”という場でしたが、 環境団体の方々がたくさん集まっていました。 まだ環境問題や社会課題と「食」との関係性への理解が比較的浅い頃でした。 しかしファーマーズマーケットの代表として参加した僕と、 相部屋で同室だった新潟の有機農家さんだけが実際に食に携わるものでしたので、 環境問題と社会課題に大きく影響を与えている「食」にフォーカスした藤倉さんの言葉は、 僕たちの胸に深く響いたことをよく覚えています。 そこから十数年。 酷暑が続く中、この場所で、こういった場面で「本当の農業の話」を みなさんとシェアできたことに感謝します。 人間と自然が共生し、再生していく農業から学ぶ。 そのことを求めていたストアーで働くスタッフさん、 僕との間で不思議とバトンが繋がり、 この機会を得ることができました。お力添えいただいた方々に改めて感謝です。 さて私たちのライフスタイル。我々を取り巻く食のネットワーク。 グローバルな時代、気候危機、テクノロジー、AI、少子化などなど。 言い出せばきりがないですね。 私たちが進む暮らしは健全かどうか?農業はどうだ?議論は尽きません。複雑で多種多様です。 しかし今回はそういった大きな話、文脈への大きな対策の話ではなく、 別のアプローチの可能性を体験しました。 人と自然の接点に日々身を置き、日々調和しようとする二人(生産者)の人生や暮らしから、 具体的に出てくる言葉をシェアし未来に役立てていこうというもの。 2020年代の小規模農家さんたちは、 現実として一番に異常気象の影響を受け続けています。 さらに置かれている様々な環境の変化もスピードを増しています。 例えば、7~8年前は、カメムシなど害虫の被害が多かった。 4~5年前になると、イノシシ、鹿、猿の影響で現場の方々は苦しみます。 そして昨年、一昨年あたりからは、アライグマ、ヌートリア、穴熊などの被害が深刻です。 関西では、地形的により細かく、風土に分かれ、 農業観や技術、継承、アプローチが存在します。 気候危機にも獣害にも各地で様々な知恵や工夫が今試されいるところです。 その中でも、中堅として小規模で長く自立され、 経済とも繋がり、地域や自然環境とも深く繋がる、 お二人の農家さんに今回お越し頂きました。 とりわけ森へ還り自然栽培(無肥料栽培)を行う。次に繋ごうとされていることは、 小規模農家さんの中でも最先端な仕事ではないかと個人的に思います。 僕自身もお二人の自然観と死生観を、シンプルに余計な情報を取り払った状態で、聴かせてもらえたことが幸せです。 都市と街と里は地続きでつながっている。 次の時代に最善のバトンを渡そうとしている皆さん。 都市の方、街の方、里の方。 それぞれの立場、課題を理解し、学び合える学校のような、連携の場に育てていきたいです。

***

写真:@b.riho

 


農業の話をしよう風景②

 

organic talk session 風景2 🌳
〜農業の話しをしよう・夏〜
…………………………………………

名場面ひとつ。

若かりし頃。
農業やろうかなと、 ゲンさんに会いに行く康平くん。

炭焼きを背負い、鹿のツノを持ち、 山からおりてくるげんさん。

ツノを渡し、まぁっ頑張って、と。

その時、その姿に、
すでに十数年の農業歴の差を感じた事が 康平くんを農の世界に真剣に向かわせていく。

康平くんの歩む姿に、

ずっと農は苦しいものだと 感じていたゲンさんが、

農業って楽しいんだ。
楽しんで良いんだと気づく。

そして二人は、 本当の農の道へどんどん進む。

・ ・ ・

関西では、自然栽培、自然農法、 環境再生型有機農業を 代表するような二人の話。
目立とうとせず、 素直に自然の摂理に入る農民たちの対話はやはりすごかった。

#農業の話しをしよう


農業の話をしよう風景①

organic talk session 風景1 🌿
〜農業の話しをしよう・夏〜
…………………………………………

#ありがとんぼ農園岡村康平 @arigatonbo
×
#山の葉根大森げん @yamanohane

こちらも有難うございました!

夏野菜に追われて、 振り返り、風景 今になりました。

写真:中部里保@b.riho

20年以上と30年以上、 大地に根ざし続けてきた 2人の中堅農家さん。

どこまでも、 木と水と土と森、 そして田畑、家族に 楽しく真剣に心を寄せていました。

人生で一番物語れるタイミングだったのかもしれません。 居合せた方は幸運でした。 本当に本質的な哲学でした。

. . .

#農業の話しをしよう#パタゴニア大阪#環境再生型有機農業


土を感じるミニマーケット②

farmers market 風景2 🍧
〜土を感じるミニマーケット夏〜
………………………………………………

暑い中のミニマーケット 3時間だけでしたが、
みなさん優しく、 ピースフルでした。
はじめてな感じしなかったです。

やっぱり話しやインスタだけより、 実際会って、
やってる仕事や思いの交換。
半日でも1日でも一緒に働くって良いですね。
げんさんと康平くんとも のんびり話せて人生の醍醐味でした!

地域を超えて農家さん同士が、出会うのもいい。
同じ時代に、 同じ空気を吸って 本質的な食べ物を作っている。
なんとも言えない心の交換、大事です。

***

#ありがとんぼ農園#山の葉根#ヤナギモトスタンド#somi#maemukids&baby#kusati#めぐるふぁーむ#oyatsusomaya#slowfarm#実生#protectourwintersjapan#中之島バンクス#パタゴニア大阪#パタゴニアサーフ大阪#トビウオコーヒー#narafoodshed#五ふしの草

photo:中部里保
#b.riho


土を感じるミニマーケット風景①

farmers market 風景1🍅
〜土を感じるミニマーケット夏〜
………………………………………………

無事にいい形で開催できました! 有難うございました。

ふりかえり遅くなりましたが、 パタゴニアの皆様、 農繁期に参加してくださった農家さん。
農家さんを大切にした仕事を地道に続けておられる出店者さん。
お買い物やお勉強に来ていただいたお客さん。
ご尽力ご協力、 暑い中本当に有難うございました。
地道に少しづつ、都市でもできる

“食べることや自然環境をもっと尊重する大切さを伝える場面”

“本当に深みにある農家さんの話を聞いて学ぶ機会”

を地域の境界を超えて、
緩やかに繋がって作っていきたいと思います。

***

@arigatonbo
@yamanohane
@yanagimoto_stand
@somi_narakitamachi
@maemukidsbaby
@kusati.organicfarm
@organic.meguru_farm
@oyatsu_somaya
@slow_farm
@m_i_s_h_o___
@protectourwintersjapan
@nakanoshimabanks
@patagonia_osaka
@patagonia.surfosaka
@tobiuocoffeeroaster
@nara.foodshed
@itsufushi

photo:中部里保
@b.riho


CSAファームシェアのこと8

<CSAファームシェアのこと8>
キャンペーン中のCSAのこと
に“8”です。
CSAの理念についてです。
一番は、協力関係、信頼関係がベースになります。
相互理解と寛容生も不可欠です。
流通は、仕組みを動かし「水を運ぶ」
食べることに関わる人の心を耕す。
生産者は、技術を磨き
より多くの地域の人に食べてもらう。
集中して作物を作る。
消費者は、台所を守り
畑の恵みをありがたいなとシェアする。
より健やかな食べ方をシェアする。
食べ物を選ぶときにどんな背景なのかは重要です。
水耕栽培したものか、ハウスを数十棟保有する農園の
ものか、家族で慎ましく露地で栽培したものか、
人は選べます。
それを買うと、買ってもらった作り手
が持続し、根付く糧となります。
有機農業や自然農法の野菜、
在来固定種の野菜が当たり前になる
ことはまだまだないかもしれないけど、
なるべく当たり前な状態になるよう、
この時代でよりオーガニックな方向で、
できる最善を尽くしたいという思いが、
街で芽生え始めています。
CSAは、もともとの基本理念にもあるように助け合う、
分け合う精神から生まれました。
ビジネス重視が加速
する現代で、よいきっかけになる新しい有機農業
の仕組みなのではと期待しています。
心の距離と、物理的な距離が近い食べ物を食べる。
お互いの役割を思いやったり、対等な信頼関係を
育むということにも繋がります。
 
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#
summer growing season
#farmersmarket
#farmstand
#csa
#farmshare
#nara

CSAファームシェアのこと7

<CSAファームシェアのこと7>
キャンペーン中のCSAのこと
に“7”です。
CSAの課題についてです。
◯消費者 生産者 流通が協力しにくい理由例えば。

ー農家さんー
異常気象で栽培が読めない、被害もでる。
補助金がないと経営しにくい。自由に膿瘍設計しづらくなる。
(新規参入は特に)
自由競争の中で技術向上の共有がしにくい。
安くて綺麗なものを販売しなくてはならず、廃棄で困る。
世代交代できる人がいない。経営に追われ次世代を育てれない。
協力者が一極集中しやすい。協力してもらいやすい農家さんと
そうでない農家さんがいる。
作業に追われて時間がない。
販売、直販に注力し、生産にだけ集中できない。
獣害、人手不足などなど。
志あるいい流通がいない。
大変な作業も含めて農家に歩み寄り関われる消費者がいない。
ー流通さん、料理人さんー
流通、料理人は、低価格や品質重視を求められる。
資本力がなければ力の強いサイドに支配されやすい。
客取り合戦、陣取り合戦、覇権争いが熾烈。
マーケティングとブランディングで忙しい。
送料のコストをペイできない。
生産者のつもりと消費者の板挟みで本来の仕事“水を運ぶ人”
関西圏の農業力が比較的低い。(産出量。専従者数。)
オーガニックへのニーズが長らく低い。
汗かき役ができにくくなっている。
経営が大変で余裕と時間がない。
ー消費者さんー
天気の影響か、品質が下がっている。
送料や値上げなどすべての価格が上昇。
買い物の選択肢が多いが、本当に欲しいものは少ない。
春を先取りしたい。
買い物=投票だが、自分たちが求める未来の社会に近づいていない。
仕事や育児が忙しく時間がない。
家族のオーガニックへの理解がない。
人間らしく、自然環境が守られていく買い方が前進しない。
新しいサービスに右往左往。
行動していくための受け皿となる、仲介業者やママ会、生産者が地域にない。
 
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#
summer growing season
#farmersmarket
#farmstand
#csa
#farmshare
#nara

CSAファームシェアのこと6

<CSAファームシェアのこと6>
キャンペーン中のCSAのこと
に“6”です。
CSAの背景についてです。
 
csaの特徴といえば、
目立つところで、生産者会議や信頼関係、
先払いなどがあります。
 
現在奈良のCSAでは、
長く続けてきた作付け会議、生産者会議、
産地交流勉強会を訳あってストップしています。
 
生産者さんたちが集まると、次第に打ち解けて
本当に楽しそうに畑の失敗談や成功体験、技術交流を交換します。
特に産地交流、技術勉強会は、
どの地域の小規模農家にとっても重要で、
時には自己を客体化し、
狭くなって偏った世界観を拓きます。
硬くなった考え方も柔らかくなります。
時には真剣に自分の農業経営とも向き合う機会です。
技術の不足も表面化します。
 
もしかしたらCSAの真髄なのかもしれません。
 
しかし、協働すると言うことは、
豆知識1と2で触れたような構造、
お互いが競争相手でもある仲なので、
様々な不協和音も生まれます。
世に言う分断、孤立です。
それぞれが助け合うという、自立の本質から離れて農業をせざるを得ない。
 
2020年代で、利害と私心を超えて協働すると言うことは
ことのほか難しいようです。
 
しかしその孤立路線では、
世代間を超え有機農家同士、隣人の間の
技術の共有や伝承が減ってしまいます。
各地域の有機農業の技術レベルが、
どんどん下がってしまうことにも繋がります。
 
例えば、価格の付け方、台所に届けるべきものかどうかの見極め。
そう言うことをなるべく若手のうちに、
体に刻んでおかないといけませんし。
 
そうなこんなで、かつて機能していた組合のようには行かず
煮詰まりもあり、奈良でも今はストップ。
 
でもそんな時でも大事なのは自主性です。
今繋がりのある地域で、生産者自身が垣根を超えていく。
その技術、連携の必要性を感じて動く。
より成熟した有機農業人生を次の若者が過ごせるように、
業態を超えて手を取り合う時期は、
またもう直ぐ近くまで来ているようにも思います。
 
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<豆知識4>
 
◯ある若者が有機農業を志す時に経由する道程あるある。

 
「販売」にまつわる道程。
 
家族や友達にまず直売。
ネットで直売。
送料で行き詰まることが多い。
身近な小さなお店で小売。
マルシェで小売。
料理店へ卸。
売上は少なく実務過多になるケースが多い。
市場や企業、直売所で
流通にのせる。
既得権に食い込めなかったり、
買い叩かれたり、
買取制でなくロス廃棄
などで消耗するケースが多い。
 
「技術」にまつわる道程。
 
研修を受ける。
長いか短いかで農業人生が大きく変わる。
給付金やクラファンなども含めた資金で、
高価な農業資材を手に入れる。
(ハウスやトラクターなど)
家族の農地があれば大きなアドバンテージ。
実践で学ぶ。独学も。
最近はyoutubeなどで学ぶ。
近くに厳しいことも教えてくれる、
ベテラン、中堅農家が存在していれば成長しやすい。
技術共有する横のつながりが少ない現場が多いので、
(地域で面倒を見る仕組みも先細りです。)
個人の才能と努力に、農民としての成長が委ねられることが多い。
流通の立場も踏まえて勉強し技術を磨く。
(地域に正義と反骨の流通が必要)
台所側の事情も踏まえて技術を磨く。
(地域に厳しいことも愛を持って教えてくれたり、
農業以外の社会の構造、地球規模で考え、地域で行動する消費者が必要)
※他に収入源があると技術の成長は少ない。
 
「家族やチーム」にまつわる道程。
 
友人や家族に手伝ってもらう。
パートナーと出会う。
結婚する。
子供が一人できる。
子供が複数人できる。
地域の仕事がどんどん増える。
研修生やアルバイトが入る。
正社員が入れれるようになる。
親の介護なども必要になる。
 
農業人生の過程において、健全に継続するための対価が必要となる。
 
 
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summer growing season
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#farmstand
#csa
#farmshare
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